今年の収穫。
私のうちは庭の向こうに畑があり、一本の桃の古木があります。
父親に尋ねても、いつからあるかわからないそうです。
毎年手入れさえしていれば、今でも実をつけるひしゃげた姿の木。
数年前からその木からとれた桃でジャムを煮るようになりました。
品種の古い木なので、そのまま食べても甘さはあまりなくて、
さっぱりとのどを通るだけ。
毎年けっこう実がなるので、贅沢なほどの量を使い、砂糖とレモン汁で煮詰めて。
桃の実、皮、種にわけ、皮はさらしで包んでたこ糸でしばり、種は丸ごと鍋へ。
丁寧にアクを取り除きながら、強めの中火でひたすらぐつぐつ煮る。
できあがりはこんな感じ。
今年は洋酒で香りづけしてみましたが、抜群においしかったです♬
リキュールは熱で香りがとぶので、火を止めてから加えると良い香がたのしめます。
桃色にする方法は以前ネットで発見。
さらしで包んだ皮にレモン汁を数回に分けてかけながら、木べらで押して色を出す。
この一手間で天然の桃色のジャムになるんだそう。
[ 白桃ジャム ]
材料:
白桃 (桃の実の部分) 1kg ※種と皮も使用する
グラニュー糖 500g (桃の実の50%)
レモン汁 70ml
キルシュ 80ml ※桃のリキュールでも。